セイの雑記ブログ

40代でセミリタイアした男の雑記ブログです。

就職支援セミナーの内容

こんにちは、セイです。

 

ハローワークに行くと、DVDセミナーや就職支援セミナー、ミニ面接会、就職相談会等、求職者をサポートするセミナーの類が沢山あります。

 

これらに参加したり、予約を窓口ですることで求職活動実績としてカウントされます。

 

こういったセミナーの類は大体ハローワークの建屋内で行われているのですが、たまに外部で行うことがあります。

 

労働センターだとか、生涯学習センターだとか、文化小劇場だとか、そういったところです。

 

いざ建屋の中に入ってみると、様々なチラシや勧誘ポスターが貼ってありました。バレーボールの練習試合相手募集、詩吟同好会、古文書同好会、ヨガセラピー、アンサンブル、舞踊教室、絵手紙、手編み同好会、麻雀同好会、書道同好会などのメンバー募集等。

 

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セミナーは求職支援セミナーの他、女性セミナー、スタイリッシュ茶道、フラワーアレンジメント体験、らくらくヨガ体験教室、読書感想文の書き方、果ては中高年のためのiPhone購入前体験教室なんてのもありました。

 

会社員だったころは、「こういった施設って一体何に使っているんだろう?」と不思議に思っていましたが、いざ自分が求職者になって初めて足を踏み入れて「へー、こういった施設ってこういうことに使うんだ」と初めて知りました。

 

立ち位置が変わると新たな発見があるものですね。

 

 

さて、セミナーに参加するため、その外部施設に行ったのですが・・・

 

15分ほど余裕を見ていたのに、思いっきり迷子になって、結果5分ほど遅刻してしまいました。orz

 

言い訳をすると、ある程度の位置は覚えていたのですが、詳細位置は電車を降りてからスマホのマップを見ればいいと甘く考えていたのです。

 

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電車を降り、ある程度歩いて確かこの辺り・・・でスマホのナビをみると全く違う方向を指しています。

 

あれ?自分の方向感覚も地に落ちたものだな、とスマホのナビ通りに歩いてみると更におかしな方向に。おかしいと思ってズームアウトして経路全体を見てみると大回りをしています。

 

そうです。

 

気付いた方もおられるかと思いますが、「車用のナビ」を使っていたため「一方通行」等の交通ルールをきちんと順守しているため大回りになっていたのです。

 

結果、スマホを取り出した地点のすぐそばに目的地があったにもかかわらず、ナビに騙されてあらぬ方向へ歩いて行ったのでした。orz

 

教訓:

見知らぬ場所へ行くときは場所をナビに頼らずきちんと確認しておくこと。

ナビを使うときは交通手段が車なのか徒歩なのか電車なのかを確認しておくこと

 

 

さて、遅刻はしたもののセミナーにはきちんと参加しました。

 

内容ですが、まず、現在の労働市場と雇用環境の変化についてから話が始まります。

 

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どこぞの経済団体の会長とかが言っている通り、終身雇用制、年功序列といった制度は崩壊しつつあることや完全失業率、有効求人倍率など。

 

現在、アベノミクスによる好景気(企業が内部留保をため込んで社員に還元せず、給料が上がらないので全く実感が湧かないですが)有効求人倍率はバブル時期を超えるほどの高さ。

 

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選り好みさえしなければ、求職者が仕事が選べるという嬉しい時代。

 

しかし、あくまでも有効求人倍率は平均。

 

業種別に見て行くと、事務職は0.67倍、軽作業は0.95倍など、1倍を割れています。一方で介護職は6.4倍、サービス業5.7倍、保安関係10倍以上となっており、やはり楽な仕事の倍率は低く、敬遠されがちな仕事ほど倍率が高いということが解ります。

(倍率は地域による)

 

私が住んでいる県は特に工業が盛んな県なので、地方に比べて有効求人倍率は高い傾向にあり、やはり大都市圏近郊は就職に有利です。

 

 雇用の形態も正社員のほか、契約社員派遣社員、パート、アルバイトなどがあり、方法も紹介予定派遣、トライアル雇用、日本版デュアルシステムなど様々な方法があります。

 

前置きはこれくらいで、後は求職活動の準備や流れ、心構えの説明です。

 

会社都合にしろ自己都合にしろ、働き続けたくても会社を辞めざるを得なかったのは厳然たる事実であるため、気持ちを切り替えてプラス思考で考えること、自己理解(自分がどこで何をしてきたのか 、何ができるのか、何をやりたいのか、何を頑張ったのか、成功体験や失敗体験、周囲からの評価、資格、自分の長所・短所など)を深めることなど。

 

仕事については求人方法や企業が求める能力など。

 

今は色々な方法で求人が出ています。ハローワークは勿論、無料の求人雑誌やインターネット、折込チラシ、民間の人材紹介センター、転職フェアなど。

 

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企業が求める能力は、実務能力(パソコン操作や金型設計など)、対人関係能力(交渉力やリーダーシップなど)、課題対応能力(改善力、企画力、品質管理)などに分かれ、順にパートやアルバイト、派遣、正社員に対して累積的に求められています。

 

つまり、正社員はこれらの実務能力、対人関係能力、課題対応能力全て持っている必要があります。もっとも、正社員で長年働いていれば業種の制限はあっても大体自然と身についていると思いますが。

 

 

これらを理解したうえで自己アピールとなる履歴書や職務経歴書等の作成方法の説明や、面接の際のマナー、入退場の仕方など。

 

お辞儀の角度や履歴書のサイズ、(B5でも可は昭和。事実上A4JIS規格のみ)、封筒は角2サイズの白を使用するなど、そこまで必要か?というような内容もありましたし、履歴書は手書きが基本であるものの、流石にこのご時世、ワープロでも可など細かい疑問点も説明してくれました。

 

また、テキストに沿って説明されますが、志望動機の書き方や面接で想定される面接質疑応答集なども配布されたテキストに載っています。

 

約2時間ほどで終了。

 

転職やセミリタイアなどで再度働くことを想定している方は積極的にこういったセミナーに参加しておいて損はないでしょう。

 

ではまた。