強制されないと何もできない日本人
こんにちは、セイです。
有給休暇の取得義務化もそうですが、とかく労働関係は、日本人は強制されないと何もできないのでしょうかね。
男性の育児休暇の取得率を表すグラフを見ると、2013年から比べると、わずかに増えてきてはいるが、2017年度時点で5%にとどまっていることがわかる。
その理由として最も多かったのが、「職場が取得しにくい雰囲気だったため」という理由で、「育休が整備されていない」、「業務が忙しかったため」と、職場の環境が整っていないという意見が多くあった。
一方で、男性の新入社員を対象に、育児休暇を取得したいかと聞いた2017年度の調査では、およそ8割の男性が「そう思う」、つまり取得したいというデータがあり、取得しづらい状況の改善が求められている。
結局「男性の育児休暇取得促進」と掲げたところで誰も取らないのが現状です。もっとも、本当に取得したいと思っているのかどうかは解りませんが。
取得義務化大いに結構。どんどんやってくれたまえ。男女平等なんだから。
前の会社も「法律で定められた通り」程度に「男性でも育休取れますよ」とアピールしていましたが、実際に取得したのは数%、私が知っている範囲だけでいうと1名だけでした。
ただ、そうはいっても当然給料は減るので、どう対応するかは育休取得側の課題でもありますが。
それでも、いい加減仕事最優先って考え方辞めたらどうでしょう。戦後じゃあるまいし。そんな考え方はもう昭和ですよ昭和。古き良き時代ではなく、単なる悪習。もう平成すら終わったんだし。
意識を変えましょう。会社だけでなく、働く側もそうですが。
以前にドイツと日本を比べた記事を載せました。
1日の労働時間は原則8時間まで。延ばせても10時間で、しかも残業した分だけ、後日早めに切り上げて相殺することが求められます。
経営者がこれを守らない場合、罰金もしくは(悪質なケースでは)禁固刑という厳しいペナルティが課せられます。
また閉店法という法律があって、キオスクなどの例外を除き、店舗は平日・土曜の午後8時~午前6時は営業禁止、日曜・祝日は終日営業できません。
日本も閉店法や有給休暇の連続取得義務化など、もっともっと労働者の働く環境を整備してもらいたいものです。
その代わり、我々労働者も「消費者」として最低限のサービスで良いという意識を持つことが必要です。
いい加減、大量生産大量消費や過剰サービスといった悪習から脱却しましょう。
ではまた。