ハロトレの説明会会場が衝撃的だった
こんにちは、セイです。
1947年職業安定法により設けられた国の職業紹介機関。略称は職安,愛称はハローワーク。職業の紹介・指導,雇用保険給付などのほか失業予防的な雇用安定事業,能力開発,福祉などの事業に関する業務を行なう。日本の公的職業紹介機関は明治末期から大正中頃にかけて市町村によるものが全国に創設されたが,第2次世界大戦後,国が統括するにいたった。 1970年代後半から民間の求人情報サービスが盛んになり,求人・求職のあり方が大きく変化した。「暗い」「みじめ」といったイメージの強い職安での職探しが敬遠され,紹介率も低下した。そこでイメージを一新するため,1989年に愛称を公募,1990年から「ハローワーク」の愛称で呼ばれるようになった。
引用元:ブリタニカ国際大百科事典
今でこそ転職はそれほど珍しいものでもなくなりましたが、確かに昭和の時代「職安」というと「暗い、みじめ」といったイメージだけでなく、「低賃金労働者が行くところ」とか「正社員に成れなかった者や社会復帰したアウトローが行くところ」などのマイナスイメージしかなかったですね。
当時は「年功序列」「終身雇用」が当たり前の時代でしたから、正社員で入社して定年まで働くが当たり前で、転職なんてまずありえない話でした。
まさかそんな「職安」ことハローワークに行くことになるとは当時予想だにしませんでしたが。
ハローワーク、略してハロワ。
ハロワでは求人企業の紹介を行っていますが、それ以外にも再就職を支援する機構の一環として、パソコンやら経理やら溶接やら、就職する際に必要・有利な技能を訓練する学校、つまり職業訓練学校の紹介も行っています。
通常、専門学校等に通うとなると、自費で何万、何十万円もの授業料を払わないといけませんが、ハロトレではそれが無料になる(但し、テキスト代約1万円前後は自費)ばかりでなく、学校に通っている間も失業手当が支給されます。
只どころか、お金を貰って学べて、うまくいけば資格も取れる。メリットだらけです。
勿論、資格を取るのが目的ではなく、再就職を有利にするために資格を取るのであって、その辺りは勘違いしてはいけませんが。
採用面接などで、「仕事でパソコンを使っていたのでパソコンは使えます」と言ったところでどれくらい使えるの?ということになりますが、「資格を持っています、ハロトレでこういう学校に通っていました」というと訴求力もあります。
で、今回このハロトレの説明会に参加してきました。
今回は遅れないように、きちんとGoogle Mapで場所も確認して出かけたのですが・・・・
地図と照合してもそれらしき建物がありません。
が、よく見てみると・・・。
え、この小さな雑居ビル?本当にここ?でも、小さな喫茶店が「今日のランチ」みたいな感じで確かに案内が出ていたので入ると、確かにそこでした。
職業訓練学校というからには、大学受験の予備校や専門学校のように大きな看板がでかでか出ていて一目でわかると思っていたのですが、どうもそういう「専門学校」と提携していない職業訓練学校もあるようです。
念のため、他の職業訓練学校の所在地をGoogleのストリートビューでみたところ、せいぜい小さな看板が出ている程度で、大差はありませんでした。
ハローワークと提携しているし、定期的に募集をしているから怪しい団体ではないと思いますが。
こんなところで説明会をして、人いるのかな、と思っていましたが20名以上もいて更にびっくりしました。
内容としてはハローワークで配布されている職業訓練学校受講生募集案内に沿っての話です。
1コマ50分、入校選考の試験は高卒レベルの読み書き計算、面接は服装自由だけどスーツが多い、昼食代500円40日分や通学に必要な交通費は実費で支給されること、出席率8割以上でないと退学処分になるため、残りの2割は企業の面接などの為にとっておくこと、卒業後に受験できる資格などで、 絶対に説明会に行った方がいいというものでもありませんでした。
が、これから学ぶ会場や位置、雰囲気などが確認できるので時間があれば行った方がいいでしょう。
ではまた。