朝、各停に乗ればポイントが貰える
こんにちは、セイです。
サラリーマンの方は通勤に何を使用しているのでしょうか。
私はここ20年位、出勤には車を用いていたので電車にはあまり乗らないです。
電車が便利なのは東京と大阪だけ、あとは精々オフィスが都心にある場合程度でしょう。
以前住んでいたところにも電車はありましたが、工場なんてものは大体僻地にあり、駅の近くのような立地条件がいいところにはないんですね。
さて、京急が面白いサービスを開始したようです。
新たなサービスは、平日の午前7時半から9時までの間に上りの各駅停車に乗ると、ポイントを提供するというもの。
京浜急行電鉄 広報・川上愛さんは「(都心方面への)特急列車は混雑が大きい列車になっているので、そのようなお客さまが普通列車に乗っていただくことによって、全体の混雑の緩和につながると考えている」と話した。
新サービスの仕組みはというと、スマートフォンに専用アプリをダウンロードして電車に乗る。
車内では停車する駅名などのアナウンスが流れるが、それと同時に、人の耳にはほぼ聞こえない非可聴音が流され、アプリがこの音を認識すると、毎回20ポイント、20円分のポイントが提供されるという仕組み。ポイントを取得するためには、平和島~青物横丁、青物横丁~品川までの2つの区間で、上りの各駅停車を利用する必要がある。
また、取得したポイントを利用するには、京急の発行するポイントカードが必要となり、商品券などに換えることができる。
鉄道輸送は速度こそが最優先されるみたいな風潮の中で、ポイントにより人の流れを制御しようというものです。
大半の人は途中で準急やら急行などに乗り換えたりして、1分でも通勤時間を短くしたいという人でしょうから。
こうした取り組みは鉄道各社でやってみると面白いかもしれませんね。
5分、10分変わってくるなら急行などに乗り換えるでしょうし、数分しか変わらないならそのまま各停に乗り続けるでしょう。
人間ってメリットがないとなかなか動かないですからね。通勤ラッシュ緩和の為に「各停に乗ってください」とアナウンスしても応じる人は少ないでしょうが、1回20円あげますといわれたら、毎日のことなのでお得と考えて各停に乗る人もでてくるでしょう。
この取り組みはとても面白いです。通勤ラッシュや渋滞の緩和に繋がるような取り組みは大歓迎です。
ではまた。