健康保険証を郵送する際の注意点
こんにちは、セイです。
会社を退職すると、会社に預けていたもの(年金手帳とか)を返してもらったり、逆に預かっていたもの(作業服とか社員証など)を返却しなければなりません。
その中の一つに健康保険証があります。
会社員の場合会社の健康保険組合に所属していますが、退職すると国民健康保険に切り替えるか、任意継続のどちらかを選ばなければなりません。
どちらに切り替えたほうがいいのかは「退職後の健康保険、国民健康保険と任意継続どちらがいい?」の記事で記載しています。
会社の健康保険を任意継続するにせよ、国民健康保険に切り替えるにせよ、一旦健康保険証を会社に返却しなければなりません。
この時、近くに元勤務先の会社があればいいのですが、実家に戻ったり引っ越ししたりして手渡しできない場合は郵送するしかありません。封筒に入れてそのままポストに投函、でいいのでしょうか?また、何か一筆添えたほうがいいのでしょうか?
先日、実際に健康保険証を郵送してきましたので健康保険証の郵送方法について書いていきます。
目次
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健康保険証は身分証明書
ご存知の方も多いと思いますが、健康保険証は免許証と同じく身分証明書として使える重要なものです。なので、重要なものを送るのに普通郵便で送る、という選択肢はありえません。
滅多にないと思いますが、万が一郵送事故などで紛失したら大変です。健康保険証は顔写真が載っていないので、悪用されやすい欠点があります。
また、一般郵便物に対して、郵便局は損害賠償の責を負いません。
このページでも、「大切なもの、高価なものは書留としてください」とあります。
簡易書留にすると一般郵便(25g以下なら82円)に比べて310円高い、392円になります。
勿体ないような気もしますが、盗まれたり事故で紛失する危険性や、その時の補償の有無なども考えたら、一般郵便ではなく、確実に相手に届いたことがわかる書留にすべきでしょう。
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書留には3種類ある
書留には現金書留、一般書留、簡易書留の3種類があります。
現金書留は現金を郵送する場合の手段なので、健康保険証や免許証などは一般書留か簡易書留で送ることになります。
一般書留と簡易書留の違いは賠償上限額(10万円か5万円)と中継局の記録の有無だけで、配達記録は一般書留でも簡易書留でも、どちらもきちんと残ります。
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他の方法は?
郵便物の配達記録をしてくれる郵便物として「特定記録郵便」というものがあります。こちらは一般郵送料+160円で郵送できますが、受け取り主に手渡しをするもののサイン不要であり、また補償もありません。サイン不要ということは受け取り主が勘違いして受け取る誤配の可能性だってあり得ます。
ヤマト運輸のネコポスなどの手もありますが、基本的に宅配便ではクレジットカードやキャッシュカード、パスポートの類は発送してはいけないことになっていますし、補償上限も3,000円となっています。
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結論は
以上より、よほど心配であるなら一般書留でもいいでしょうが、簡易書留で送るのが一番いいと思います。
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その他の注意点は
悪意がある人がたまたま何かの拍子に封筒を見てしまうかもしれません。なのでわざっわざ封筒に「保険証在中」などと書くべきではないでしょう。
また、封筒は安い茶封筒でOKですが、透かして中身が見えてしまうかもしれませんので透かしても分らないように紙か何かで保険証を包んでおいたほうが無難です。
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添え状は不要
また、「お世話になった会社だから添え状をつけたほうがいいのか」と悩むかもしれませんが、すでに退職した身ですし、向こうも単に保険証の授受だけなのでそんなものがあってもなくても気にしないと思います。なので保険証だけ入れて、添え状は入れなくてもいいと思います。
私の場合、メールでも連絡は取っていますので、簡易書留にて健康保険証を送付した旨、メールを打っておきました。
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最近の書留は進化している
以前、書留を利用したときは問い合わせ番号が記載されたレシートのようなものを渡されただけでしたが、最近では依頼主の住所氏名と送り先が一目でわかるようになっています。白黒写真みたいですね。
なにぶん会社を退職したのは初めてのことですし、わからないことも沢山あります。退職に関する手続き(年金とか健康保険)もまだあります。
どのような作業を、ネットで調べてどうしたのか、順次掲載していきたいと思いますが、もっとこうしたという方がいいという情報があれば教えていただければ幸いです。
ではまた
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