世界幸福度ランキング58位 日本は幸せじゃないのか
こんにちは、セイです。
日本は平和で豊かな先進国のはず。だったら幸せなのかというと、どうやらそうでもないみたいです。
メキシコ23位、チリ26位、グアテマラ27位、ブラジル32位、ウルグアイ33位、エルサルバドル35位・・・
中南米の発展途上国が日本よりも上なのはラテンアメリカの人たちが陽気だからなんでしょうかねー。確かに犯罪や内戦は多いし経済的に恵まれていないけど、なんか楽しくて明るくて幸せそうなイメージがあります。
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幸せの概念が違うからこんなランキング無駄だとか、156の国・地域の中で半分以上にいるからまだ幸せなほうなど、いろいろな見方、考え方はあるでしょう。
天気のいい日に縁側で日向ぼっこしているおじいちゃん、世界を股にかけてバリバリ仕事をこなして活躍する商社マン、休みの日に出かける家族。どれも当事者は「幸せ」だったり「満足している」と思います。
しかし、それは個人レベルの問題。国民が総じて「幸せ」と感じているかどうかの一つの指標にはなると思います。
確かに「お前は今幸せか?」と聞かれたら「勿論幸せだ」と胸を張って答える日本人は少ないような気がします。
この記事によると
調査は1人当たりの国内総生産や健康寿命、人生の選択の自由度など6つの項目で行われ、日本は「健康寿命」で2位にランクインしたものの、「人生の選択の自由度」が64位、「寛容さ」が92位などと低迷し、前の年から4つ順位を落として過去最低を更新している。
とのこと。
言われてみれば確かに「人生の選択の自由度」や「寛容度」は低いですね。
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人生の選択の自由度は低い
日本では「高校・大学を卒業後、企業に就職し、定年まで働く」がさも「正解」または「当たり前」のような風潮で、「正社員」の「非正規社員」の格差も大きいです。海外ではパートやバイトであっても、時間数に関係なく社会保険に入れたりします。
定年前でドロップアウトした人間=役立たず。社会に適応できなかった出来損ない
みたいな風潮もありますし。
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寛容さが低い
出る杭は打たれるということわざ通り、日本は全てみんなと同じ、横並びが大好き。
最近は「自分の意見・主張」が「正しい」と思い込んで、匿名なのをいいことにくだらないことで著名人やテレビ番組などを叩いたりバッシングしたりして「正義の味方ごっこ」が流行っていますしね。
あいた口がふさがらない系統で言うと、「除夜の鐘がうるさい」だの「小学校や中学校などの吹奏楽部の練習音がうるさい」だの、『「海ゆかば」という曲は軍歌だから小学校の運動会で歌うにはふさわしくない」だの、「なまはげが怖いから優しくしろ」だの、「本を読みながら歩くのは危険だから二宮金次郎像を座像にしろ」だの、最早クレーマーレベル。
狭量さを示す事例はいっぱい。座った二宮金次郎像ってもはや何の意味もない。
それにしても、こんなくだらない、相手にする価値もない言いがかりに素直に応じる側もどうかと思いますが。
幸せかどうかは個人がどう感じるかですが、では傍から見て、社畜として生きながらも家に帰れば明かりがついていて家族が待っている人生と、会社に縛られることはないものの、行く末は孤独死確定の人生。果たしてどちらが「幸せ」なのでしょう?
少なくとも社畜として生きて孤独死するよりかはマシだと思っていますが。
ではまた。