セイの雑記ブログ

40代でセミリタイアした男の雑記ブログです。

配慮や事なかれ主義だらけの運動会は必要か?

こんにちは、セイです。

 

私は今でこそスポーツクラブちょくちょくに通っていますが、学生時代は運動は苦手でした。

 

それでも、「面倒だな」という程度の想いで、運動会や体育祭はそれほど嫌いではありませんでした。クラス全体が纏まって何かをやるというイベント自体は楽しかったと記憶しています。

 

そんな運動会も時代とともに様変わりしているようで。

 

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近年、全国の小中学校で広がっているのが、午前中もしくは昼食時間を設けずに午後の早い時間までに終了する“時短運動会”だ。
 運動会といえば、かつては徒競走や選抜リレーのほか、玉入れや綱引き、騎馬戦、組体操、ダンスなどさまざまな種目が用意され、午後3時、4時ごろまで行われることもざらだったが、時代の流れとともに運動会の趣旨も様変わりした。

 

運動会や体育祭は丸1日やっていましたが、半日で終わるって。午後は授業でもするのでしょうか?それに、そんな短時間だと実施できる競技も限られてくるでしょう。

 

「組体操や棒倒しなどは子どもたちがケガをして危ないということで、ほとんどの学校で禁止になりましたし、順位で優劣をつけないために、徒競走の『手つなぎゴール』や短距離の『全員リレー』にルール変更する学校も増えました。本来の“競う”運動会から、日ごろの体力づくりやチームワークなどを保護者に“披露する”だけの機会に変わりつつあるのです」

 

もう、この辺は呆れてものも言えませんね。危険だからなんでも中止すりゃいいってもんでもないでしょうに。死亡事故が立て続けに発生したっていうならまだしも。多少怪我したって人間には治癒能力があるんだから、怪我をして何がそれほど問題なんでしょうかね。それとも過保護な保護者に文句を言われて裁判沙汰になるのが嫌なのか。

 

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手つなぎゴールも同様。人は得手不得手があるのが当然。手つなぎゴールなんて幼稚園児のお遊戯じゃあるまいし。頭の悪いクレーマーばかり相手にしすぎて人を馬鹿にしているとしか思えません。そんな運動会見て、やって楽しいのか?

 

 「今年はゴールデンウイークが10連休もあって、ダンスなど運動会に向けた練習をする時間がほとんどなかったうえに、6月になると高学年は修学旅行があるので、その準備も大変。また、来年からは学習指導要綱の改定で、小学3年生以上の英語の授業数が増えます。正直にいうと、あまり運動会にばかり時間を割いていられないのが現状です」 

 

 この辺りになってくると、生々しい大人の事情が垣間見えますね。現場を無視して10連休にして、でも年間の授業数は確保しないといけないし。やらないといけないことは増える一方で教員の負担軽減もしないといけない。となると、やらなくてもいいことはやらない、と。そうなりますよね。「運動会」も教員から見たらただの「仕事」なのですから。

 

 弁当要らずの時短化となれば、こうした共働き夫婦の負担を減らすこともできるが、最近は午後まで運動会を開催する学校でも、あえて親と子が別々に昼食を食べる時間を設けているケースもある。

 

お弁当が作れない家庭への配慮・・・ね。一部の自治体では中学校以上は給食なかったと記憶していますが。そこまで配慮する必要があるのかな?

 

  教育関係者の中には、「時短化してまで続けるくらいなら、いっそ運動会自体をやめてしまったほうが学校も保護者も楽になるのでは」と廃止論まで飛び出す始末だが、そこには運動会の主役である子どもたちの存在が完全に無視されている。

 

その方が楽。確かに合理的です。が、子供たちの存在を無視しているもの。であれば時短化は苦肉の策、ということなんでしょうか。

 

学校や親の都合、事なかれ主義ばかりではなく、教育的配慮から運動会の目的を改めて議論すべき時期にきているのではないか。

 

子供の頃は「運動会」とか「文化祭」といったイベントは程度の差はあれ「楽しみなイベント」でしたが、親・学校から見ると面倒なイベントなんでしょうかね?

 

騎馬戦とか普通にやってて文句のなかった昭和は、古き良き時代、ということでしょうか。

 

ではまた。