タイヤのパンク修理は自分でできるか?【自転車編】
こんにちは、セイです。
先日の話ですが、出かけようとしたところ自転車のタイヤがパンクしていることに気づきました。
仕方がないので修理は後回しにして自動車で移動していたのですが、ふと見ると車のタイヤが異様に変形していることに気づきました。なんと車のタイヤもパンクしていたのです。まさか自転車と自動車のタイヤが同じ日にパンクするなんて、ついてないです。
所謂ママチャリではホイールを外すのも手間なので自転車屋さんで修理してもらうのが一般的ですが、ロードバイクやクロスバイク等のスポーツバイクはホイールが外せるので自分でも簡単に修理ができます。
さて、自転車と自動車、形状は異なれど同じタイヤですが果てして修理も同じなのでしょうか?
まずは自転車編です。
目次
- タイヤの外し方
- チューブは使い捨て?
- 異物がないかチェックしよう
- 穴を見つけて塞ごう
- チューブをリムに入れるときのコツ
- 最後のビード入れは慎重に
- 最後のチェックも怠らずに
- 出先の場合は帰宅後空気の入れ直しを
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タイヤの外し方
ママチャリはホイールを外せないので自転車屋さんで修理してもらうのが一般的ですが、スポーツバイクのホイールは簡単に外せます。スポーツバイクに乗っている方なら何度かパンク修理した経験もあるのではないでしょうか?
修理方法は、まず、ギアをアウタートップに入れ、ブレーキを外し、ホイールを外します。作業を行う際、軍手があれば手を汚さずに済みます。
タイヤレバーをタイヤとリムの間に入れてタイヤを浮かせます。
タイヤがリムから外れたら
中にあるチューブを引っ張り出します。
以前に修理したところがタイヤにへばりついていました。強引に剥がします。
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チューブは使い捨て?
自転車屋さんによっては、チューブは使い捨てであり、パンクしたチューブは修理せずに使わないほうがいいとしている自転車屋さんもあるみたいですが、個人的には車の車検をディーラーに頼んだら「安全のため」と称してゴテゴテオプションつけて料金が嵩むのと同じだと思っています。
今までに100円ショップで購入した自転車パンク修理キットを使って何度もパンク修理していますが、何の問題もありません。1つのチューブで5、6か所くらい修理したチューブを使っていたこともあります。「安全のため」と称して色々モノを買わせるのは「商売」の常套手段です。「安全」をとりたいなら使い捨てでもいいでしょうが。
最後にバルブを抜き取ります。
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異物がないかチェックしよう
チューブを外したらタイヤの外周を目視で、タイヤの内側を指の腹で触り、異物が刺さっていないか確認します。もし異物がタイヤに刺さったままだと修理してもまたすぐにパンクしてしまいます。
無事チューブが外せました。
出先の場合は予備チューブに取り換えて、チューブの修理は自宅ですることが多いと思います。
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穴を見つけて塞ごう
空気を入れて穴が開いている箇所を探します。見つからない場合は水にチューブをつけて探すことになりますが、大体は音や指先の感覚で見つけられます。今回は2か所穴が空いていました。
ここと
ここです。
穴が開いている箇所を中心に、糊が接着しやすくなるようにやすり掛けをします。パッチの形状にもよりますが穴を中心に直径4㎝ほどゴム糊をつけて数分待ち、糊を乾かします
パッチ。銀紙を剥がします。
銀紙を外した状態。橙色の面をチューブに貼り付けます。
貼り付けたら何か固いものでパッチをごしごし押し付けてチューブに接着させます。自転車屋さんで修理の作業を見ていた時はハンマーのようなもので叩いていましたが、コップとかスプレー缶など固ければなんでもいいです。
薄いフィルムを剥がして修理完了です。
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チューブをリムに入れるときのコツ
もう一か所も同じように修理して、チューブをリムに入れていきます。この時、チューブに少し空気を入れておくと作業がしやすくなります。
ビードをリムに入れていきます。
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最後のビード入れは慎重に
最後の部分が結構力がいります。新品のタイヤだと硬くて男性の力でも入らない場合がありますので予めタイヤを何度も折り曲げて柔らかくしておきます。タイヤレバーの背を使う手もありますが、下手をするとチューブを傷つけてまたやり直し、となってしまうので入らない場合は一旦空気を全部抜いたほうがやりやすいと思います。
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最後のチェックも怠らずに
最後のチェック。チューブがリムとタイヤの間に挟まっていないか確認します。
もしチューブが挟まっていると空気を入れたときにチューブが破裂します。
以前にこの作業を怠って空気を入れたところ、鼓膜が破れたかと思うくらい大きな音を立ててチューブが破裂しました。(その後暫くの間、ビビッて耳栓をしながら作業をすることにwww)
手抜き作業は辞めましょう。(自戒の念を込めて)
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出先の場合は帰宅後空気の入れ直しを
あとは空気をチューブに入れておしまいです。慣れたら15~30分程度で作業完了です。ただ、出先などでミニポンプで修理を行った場合は空気圧が足りない、CO2インフレーターを使用した場合はCO2ガスがすぐに抜けてしまうので、あくまでも応急措置です。帰宅後、空気を再度注入しなおしましょう。
参考までに、下の写真はCO2インフレーター用ボンベです。1本で数百円し、且つ使い捨てなのでかなり割高ですが時間制限のあるサイクリングイベントなどでパンクした際、修理にかかる時間を削減できます。イベント用に持っていれば安心です。
因みに私は数年で1本しか使っていません。
【自動車編】は後日アップ致します。
ではまた。
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