自殺するよりも退職しよう
こんにちは、セイです。
日本の企業はまだまだ改善の余地がありそうですね。
SUBARUといえば有名な大企業の一つ。過労死やパワハラが社会問題になって久しいのに、大企業ですらいまだにこんなことが起きているのですね。
私が勤めていた会社は、パワハラはあったものの給料未払いはなかったのでそこまでブラックではありませんでした。(調べたらボロボロ出てくるのかもしれませんが、私が知りえた範囲内ではそう思っています。)
ただ、現場の残業時間は80時間越えなんてざらにありましたね。私はスタッフだったのでそこまでいきませんでしたが。
数年前、電通の高橋まつりさんの自殺報道を機に、社内の雰囲気がガラッと変わった気がします。
管理職は躍起になって「現場80時間以内、スタッフ45時間以内」を目指し始めました。それまではせいぜい「残業時間を減らそう」という掛け声だけでした。
有給休暇取得も、以前は「目標を立てて実行したけど未達でした。来年はこの目標を達成できるように頑張りましょう」程度だったものが取得日数の進捗状況を管理するようになり、進捗が遅れている社員には「有給の消化日数、進捗が遅れているから今月はおまえ休め」等というようになりました。
不謹慎かもしれませんが、彼女のおかげで長時間労働は多少改善されたような気がします。
また、とにかく「生産量最優先」の雰囲気でしたが、「儲からない・儲けが少ない」取引先とは取引を断るなんて大英断もしたりしていました。
それにしても、自殺するくらいならさっさと会社なんか辞めてしまえばいいのに、と思うのですがなぜ自殺という途を選んでしまったのでしょう。
退職したら一家が路頭に迷うだけと思ったのか、自分には生きている価値がないと自責の念に駆られたのか、逃げ道がないと追い詰められて心に余裕がなかったのか。いずれにせよ本人にしか分かりませんが。
高橋まつりさん及び自殺したSUBARUの社員さんにはご冥福をお祈り申し上げます。
自殺せずに退職した私は幸運なのでしょうか?
今の私は「生きている価値あるのかなぁ、いや、無いよなぁ。」と思っています。しかし、だからと言って自殺する勇気もありません。
「生きているだけでまるもうけ」
明石家さんまさんの座右の銘として良く知られていますが、実は明石家さんまさんの師匠・笑福亭松之助さんがよく使っていた言葉だそうです。
生きていると嫌なことや面倒なことは沢山あります。でも「生きているだけでまるもうけ」なのです。途は他にもあるさ。
どうとらえるかは、考え方次第。
折角生きていくのなら下ではなく前を向いて「ポジティブシンキング」で生きていきたいものです。
ではまた。