セイの雑記ブログ

40代でセミリタイアした男の雑記ブログです。

スタッフは出世を放棄してはいけないのか

こんにちは、セイです。

 

前職は苦情処理の仕事がメインだったので正直「仕事の内容」自体嫌でした。誰に感謝されるわけでもないですし。

 

それでも仕事だからと割り切っていましたが、さらに嫌な思いをしたくないので「そのまま平社員でいい」と思っていました。しかし、そこに「私を出世させるため」のパワハラが加わったため、一気に退職に傾きました。 

 

スタッフは出世しないといけないのでしょうか?

 

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「僕は人付き合いも苦手で、40歳を迎える頃には、すでに『自分の出世の限界』が明確に見えていました。ただ、妻子もいるし、住宅ローンもまだ20年近く残っている。そのため、今の会社でともかく長く居座れる方法を模索しました」

 

この辺りは結構して家庭があるか、貯金があるかどうかで選択肢が変わってきますね。

 

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私の場合、できれば「平社員のまま今の会社に居座る」ことを望んだのですが、会社がそれを良しとせず、また家庭もなく、貯金もあったので退職へ踏み切りました。

 

「一度管理職になると職歴やプライドから、再雇用されたとき、一平社員に戻されることに抵抗を持つ人が多い。でも、現場社員でいると決めてしまえば、変なこだわりも生まれないし、会社側からも変わらぬ戦力として重宝されます。問題は、スキルが古くなること。ずっと現場で働けるように最新の専門スキルをキャッチアップするように心がけています」

 

この方は現場スキルがあるから重宝されるのでしょう。

 

何のスキルもないただの高齢スタッフは平社員でも要らないってことなら、会社が私を幹部候補生だから出世させようとしたのも納得です。そういった意味では私は「会社で生き残る」努力を怠ったとも言えます。

 

 「一度出世を放棄してしまえば、人間関係はラクですよ。同期や後輩を妬むこともないし、素直に応援してあげられるから、相手からも嫌われない。上司にも変に反発しないので、疎まれることもありません。『あの人は敵じゃない』と思われるような中立的な立場を維持することで、マイペースに立ち回れるようになります」

 

妬みや嫉妬はともかくとして、やはり社内の人間関係は重要です。働くなら雰囲気の良いところで働きたいものですしね。

 

 こうした異動希望も出世を気にしてないからできること。「会社員人生の終活」を考えるうえでは、田中さんのように「長く・細く」働き続けられる人こそが、究極の勝ち組なのかもしれない。

  

「勝ち組なのかもしれない」で締めていますが、「勝ち組の一つのかたち」と思います。

 

「勝ち組」の定義って何でしょう?収入が多いことだけが「勝ち組」ではありません。

 

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私は独身で貯金がそれなりにできたので会社を退職し、残りの人生はパートなどで収支をトントンにする程度働いて「セミリタイア」する予定です。

 

 

社畜の人から見たら「勝ち組」に見えるかもしれません。

会社で肩書を持っている人や結婚して家庭を持っている人から見たら「負け組」かも知れません。

  

自分がいいと思った働き方や人生を送った人が「勝ち組」なのではないでしょうか。

 

 

結婚できなかった、会社に適応できなかった負け組の遠吠えだろ、と言われたら甘受しますよ。少なくとも子孫を残さない選択をしたことで生命体としては「出来損ない」なのでしょうから。でも、そんな人生もあるってことです。

 

ではまた