自分の身は自分で守るのが当然
こんにちは、セイです。
工場で働いていると、製造現場には回転体や突起物など危険な個所が幾つもあります。
勿論、怪我や事故が起こらないようにカバーをしたり、注意喚起を促すようなシールを貼ったりしてしていますが、それでも残念ながら事故は起きます。
そのため、回転体には手を出さない、機械は停止させてからトラブル処理を行う、機械を再稼働させる場合は共同作業者に合図応答をしてから行う等は当たり前の作業と位置づけ、「自分の身は自分で守る」というのが当然となっています。
怪我をしたら痛いのは自分もですが、会社も家族もです。
回転体に軍手をはめたまま手を出すのは自殺行為に等しいです。
引用元:厚生労働省のHP
しかし、こういう記事を見ると「日本は安全故に危機意識が薄いのでは」と感じざるを得ません。
兵庫県警西宮署と西宮防犯協会(西宮市)が配布した痴漢やひったくりなどを防ぐための啓発チラシに「女性が悪いように受け取られる」との苦情が寄せられ、回収していたことが23日、西宮署への取材で分かった。狙われやすい人の例として、丈が短いワンピース姿の女性などが紹介されていた。
勿論、犯罪を犯した方が100%悪いのは言うまでもないのですが、「日本は安全」ということに慣れきって「自分の身は自分で守る」という当たり前のことが疎かになっています。
海外でこんな恰好で歩いていたら襲われるだろうし、そんな恰好をしていた方が悪いといわれかねないです。まさに回転体に軍手をはめたまま手を出すようなものです。
被害にあったら、痛いのは自分です。
「自分の身は自分で守る。」工場で勤務してた時は当然のように常に言われていましたが、何も工場の製造現場だけではなく、日常生活でも当然ではないでしょうか。
ではまた。