セイの雑記ブログ

40代でセミリタイアした男の雑記ブログです。

今は人手不足?人員余剰?

こんにちは、セイです。

 

人手不足でアルバイトの時給が上がったり、アルバイトの外国人が増える一方、大企業ではリストラが次々と発表されていますね。

 

一体、今は手不足なのか、人員余剰なのか、どっちなんでしょう?

 

リストラを行っている企業の中身をこの記事が紹介しています。

smart-flash.jp

 

「面談者の部長から、『今の部署に残りたいというのであれば、どのように貢献できるのか、示せ』と言われた。面談のたびに貢献策を提案したが、部長からは毎回駄目出しを食らった。結局、何を提案しても無駄な抵抗と感じた」(54歳、NEC経理

 

「6回めの面談時に、『面談をやめてください』と何回もお願いしたが、部長は『答え(早期退職の選択)が出ない限り終わらないのよ~』と冷たく言い放った。いつまで面談が続くのかと、絶望感に襲われた」(54歳、NEC技術)

 

以前にも似たような記事を読んだことがあります。「早期退職に応じないと何時までも面談が終わらない。」そのときも確かNECだったような。相変わらず同じことを繰り返してるのか。

 

NECといえばパソコンの国民機であるPC-98シリーズを生み出した電機メーカーですが、今や見る影もありません。昔はNECといえば即座にPC-98シリーズを連想しましたが、今は何作ってるだっけ?と直ぐに連想できないです。

 

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一般消費者向けでなく、企業向けの商品(サービス)を作っているのかもしれませんが。

 

年功序列型賃金で、45歳前後は給料が高い。団塊ジュニア世代でもあり、数が多い。この世代を切れば、コスト削減の効果が大きいのです。

 

 また、40代以上は『変化に対応しにくい』と考えられている。ミドルを切って、若い社員への新陳代謝を図りたいのです」(人事ジャーナリスト・溝上憲文氏、以下同)

 

社会全体では人手は足りない。でも賃金の高い団塊ジュニア世代はいらないって事ですか。

 

ほんと、生まれた時代を呪いたくなりますね。

 

 NECの場合、45~50歳で、月収の34カ月分の「割増退職金」が、通常の退職金に上積みされる。割増退職金をもらえるならと、退職に応じる人も多い。そして後悔する人も。

 

私なら喜んで応じますがねぇ。

 

もっとも、多くの人は「定年まで雇用されること」を前提に人生設計しているでしょうから、安易に早期退職に応じると後悔することになるでしょうね。

 

もっとも、応じなければ面談地獄は終わらないのでしょうが。

 

 

いつだったか、森永卓郎という経済アナリストが年収300万円時代がやってくると予想していました。

 

当時の私はまだ若く、正社員でしたが「あほらしい」と一蹴はせず、ありうるかもしれないな、と「半信半疑」でした。

 

著書は読んでいませんが、就職氷河期に就職できはしたものの不況の真っただ中であったので、そう考えていたのでしょう。

 

そのため、年収300万円でも生活していけるよう、無駄遣いは次第に控えるようになっていきました。

 

勿論20代の頃はまだ若く、手取り=お小遣い でしたし、定年まで働くつもりでいたので海外旅行や風俗にも行っていました。タバコも吸っていました。しかし、次第に行かなくなり、タバコも辞めました。

 

新入社員の頃から倹約家だったわけではなく、徐々に無駄だなと思うものにはお金を出し渋るようになりました。(それでも会社の歓送迎会や忘年会など、最低限の付き合いはしていましたが)

 

 

2017年の統計によると日本人の男女・正規非正規合計の平均年収は432万円だそうです。

 

引用元

平成29年分民間給与実態統計調査結果について|国税庁

 

リーマンショックのあった翌年の2009年の平均年収は406万まで落ち込み、アベノミクスで持ち直しつつあるものの、2007年の平均年収437万円までは回復していません。

 

東京オリンピックが終わる前にアベノミクスも終わるとの予想もあります。

 

「正社員」の座に胡坐をかいた人生設計をしているといつか後悔するかもしれませんよ。

 

ではまた。