セイの雑記ブログ

40代でセミリタイアした男の雑記ブログです。

確定申告で楽をするなら今すぐ税務署へGo

こんにちは、セイです。

 

まもなく確定申告の時期ですね。

 

ただ毎日会社へ行って働いて給料もらっているだけのサラリーマンであれば、会社が年末調整を行ってくれるので確定申告をしに税務署に行くことはほぼありません。

 

しかし、セミリタイアを目指す諸氏であれば株式の売買など、貯金以外に投資も行っているのではないでしょうか。

 

株の売買で損失の繰り越しをする場合など、サラリーマンであっても確定申告が必要となる場合があります。

 

最近は自宅にて、国税庁のHPで確定申告の作成が行えるので確定申告の申告書作成が非常に楽です。私も株の売買はたまにしているので(大体は損失繰越ですが)以前から利用していました。

  

たたe-Taxについては、ICカードリーダライタなどは持っていないので利用せず、国税庁のHPで作成した申告書をプリントアウトし、税務署に持参して提出していました。

 

しかし、今回引っ越しして税務署がかなり遠くなってしまいました。

 

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今年から確定申告は郵送かな、と思っていたのですが、先日、今年2019年1月から新しい方法が始まるとの情報を得ました。「マイナンバー方式」と「ID・パスワード方式」の2種類です。

 

特に「ID・パスワード方式」であれば、ICカードリーダライタがなくても、IDとパスワードを取得することによりパソコンやスマホタブレットから確定申告できるようになりました。

 

従来の方式と新しく始まった2つの方式を比較してみます。

 

目次

 

  • 従来の方式

 従来e-Taxを利用するには、まず

 

1.マイナンバーカードを取得

2.e-Taxの開始届書を税務署に提出

3.e-TaxのID・パスワードを取得 

 

する必要があり、更にマイナンバーカードとICカードリーダライタが必要と、ものすごく面倒でした。

 

確定申告のためだけに約3,000円もするICカードリーダライタを買うなんて出来ません。あったらあったで使うかもしれませんが、まず買う気が起きません。

 
それに、マイナンバーカードなんてわざわざ発行している人ってそんなにいないんじゃないですかね? 引っ越しの時などの時は番号が記載されている「通知カード」を持っていけばいいだけでしたし。

 

それに対し、2019年1月から始まるのが下の「マイナンバーカード方式」と「ID・パスワード方式」の2種類です。

 

 「マイナンバーカード方式」ではマイナンバーカードを取得して申告書を作成すれば、e-Taxを利用できます。届け出とe-TaxのID、パスワードは不要です。

 

しかし、それでもマイナンバーカードとICカードリーダライタが必要となり、確定申告のためにICカードリーダライタが必要となります。

 

  • ID・パスワード方式

上記2つの方法ではいずれもマイナンバーカードとICカードリーダライタが必要でしたが、「ID・パスワード方式」であれば、ID・パスワードを取得すればこのどちらも不要でe-Taxが利用できます。

 

いちいちマイナンバーカードを発行したり、ICカードリーダライタを購入しなくていいのが最大のメリットです。

  

ただ、事前に税務署に行ってIDとパスワードを取得する必要があります。税務署は、平日の8時半~17時しか開庁していないので、サラリーマンなら有給を使って取得しに行かなければなりません。

 

「ID・パスワード」方式は「マイナンバーカード方式」やICカードリーダライタが普及するまでの「暫定措置」としていますが、むしろこっちのほうが主流になるんじゃないでしょうかね。

 

ICカードリーダライタが100円とか激安で買えるようになれば話は別ですが。

 

↓イメージ図     

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    国税庁e-TaxのHPより引用 http://www.e-tax.nta.go.jp/kanbenka/index.htm

 

 以上より「ID・パスワード方式」が最も利用しやすいと思います。

 

 で、実際に先日、税務署に行ってIDとパスワードを取得してきました。

 

必要なものは

 

身分証明書

メールアドレス

 

この2つです。

 

1月の下旬だったのでまだ確定申告は始まっていませんでしたが、相談に訪れている人が割といて、番号札を取ってから5分くらい待ちました。

 

その後「相談」という名目でパソコンコーナーに案内され、そこで住所や氏名、生年月日、自分で決めたパスワード、メールアドレス等をパソコンに入力します。

 

余談ですが、いちいちパソコンのメールアドレスを入力するのが面倒なので辞書に登録しておき、「メアド」と打てばメールアドレスがでるようにしていたので、一瞬メールアドレス合ってたかな?と冷や汗をかきました。

 

スマホのメアドを利用するか、パソコンのメールアドレスはきちんと覚えておくと良いです。

 

終わったら「重要書類」として「ID・パスワード方式の届出完了通知」と「利用者識別番号等の通知」2枚と、「来年はご自宅からe-Taxで申告を」と書かれた案内文、出力書類のご案内の4枚が渡されます。

 

「重要書類」にはIDとパスワードが記載されていますので大切に保管しましょう。

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 今の時期ならまだそんなに待たずにID・パスワードが取得できますので早めに税務署でID・パスワードを取得しておくことをオススメします。

 

なお、2019年(平成31年)の確定申告期間は

 

2019年2月18日(月)〜3月15日(金)

 

です。

 

ではまた。