歩行者は絶対有利ではない
こんにちは、セイです。
交通事故が発生した場合、交通弱者と呼ばれる側は瑕疵があっても罪にあまり問われないのが一般的です。
歩行者<軽車両<自動車の順で、歩行者が交通ルールを無視して事故が起きても軽車両や自動車の方が悪いというものです。
これ、以前から気に入らなかったんですよね。お互い交通ルールを守っての事故であれば当然だとも思うんですが、ルールを無視しておいて事故に遭って被害者面っておかしくないですか?
静岡県警はそこにメスを入れました。
横断歩道であっても赤信号を無視して渡ればそりゃ事故も起こるでしょう。本人は酔っていたようですが。
同署は2016年に原付きバイクと衝突した歩行者を、17年は自転車とぶつかった歩行者を、それぞれ重過失致傷容疑で立件している。同署は「信号無視で歩行者が立件されるのは珍しい。車両の運転手に限らず、歩行者も処罰対象になることはあるので交通ルールを順守してほしい」としている。
静岡県警静岡中央署は「歩行者であっても交通ルール違反は処罰の対象になりうる」という毅然たる態度を示してくれました。
歩行者だから交通ルールを破って良いわけではありません。
ただ、車の往来がない深夜の道路を渡るのにいちいち大回りして横断歩道を渡れなどという気もありません。交通ルールを破るなら安全をよく確認し、自己責任で。
いつでも車が避けてくれるわけではありません。自分の身は自分で守る。当たり前のことです。
ではまた。