年金改悪はもはや不可避か
こんにちは、セイです。
現在の年金制度では65歳から納入額に応じて年金がもらえる仕組みになっています。
しかし、少子高齢化と平均年齢の長寿化により支払額は増える一方で、もはや年金制度は事実上崩壊状態にあるとさえ言われています。
解決するには少子高齢化に歯止めを掛け、若者人口を増やさなければなりませんが、有効な対策手段は見いだせず、日本の人口も減少しておりほぼ絶望的です。
ではどうするか。
答えは決まっています。
収入を増やし、支出を削る。これしかありません。取れる所を増やして、出すのは渋る。
素人がパッと思いつくことだと、収入を増やすには
年金保険料を引き上げる
年金徴収開始年齢を18歳に引き下げる
第三号被保険者からも徴収する
65歳以上でも収入がある場合は金額に依らず、徴収する
支出を減らすには
年金支給開始年齢を遅らせる
年金支給額を減額する
65歳以上でも収入がある場合は減額ではなく、支払わない
辺りでしょうか。
保険料の値上げや年金支給開始年齢の繰り下げ・減額は既に実施しており、今後も引き続き更なる改悪が予想されます。
新たな財源として考えられるのは徴収開始年齢の引き下げと第三号被保険者からの徴収、低所得者からの徴収でしょうか。選挙権も18歳からになって「成人」の定義も変わり始めましたし、第三号被保険者への批判もあるでしょうし。
もっとも、この辺りはあまり話題にならないことから議論されていないように思われます。
定住外国人とかの扱いは良く解りませんが・・・。
この記事では所謂「団塊ジュニア」世代の年金額を減額・遅延させるだろうと予想しています。
まだ、確定した事実はない、とはいうものの、現状を考えたらほぼこの予想通り、いやもしかしたら更に悪い案になることもありうるかもしれません。
私は以前、セミリタイアに必要な金額を算出する際に年金支給開始年齢は20年後、70歳になると予想して算出していますが、どうやら予想通りになりそうです。(かすかな希望として支給開始年齢が68歳に抑えて欲しいものですが・・・)
ともあれ、年金だけに頼る生活はもはや不可能です。
だからといって老後に必要な資金3000万円を貯めよう!などと煽るつもりはありませんが、金額はともかくとして、少なくとも収入を増やして支出をカットし、貯金を作っておくことは勿論、生活費のダウンサイジングをしておくことは絶対に必要でしょう。
年金制度改悪だけでなく、日本の若者人口を「外国人」に頼らずに増加させる方法があればいいんでしょうが。
さて、この国に明るい未来はあるといえるのか・・・。
ではまた。