セイの雑記ブログ

40代でセミリタイアした男の雑記ブログです。

みんな嫌な思いして働いて金貰ってるんだよ!給料は我慢料?

こんにちは、セイです。

 

働くことは尊いことです。それを否定する気はありません。でも、それって自分の体や心を壊してまでやらなければならないことなのでしょうか。

  

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 ホームで毎朝うなだれている男性。多くのサラリーマンは多かれ少なかれストレスを抱えながら仕事をしていると思いますが、問題は自分の許容範囲内で収まるかどうかだと思います。

 

私も会社員だったころ、朝会社に行くのが面倒だなと思っていました。特に日曜日の夜は「あー、もう休みも終わりか。また明日から仕事かぁ。」と、所謂サザエさん症候群の一員でした。

 

しかし、「面倒だな、憂鬱だな」とぼやく程度が、徐々に「行きたくない。」という気持ちがどんどん大きくなりました。

 

そして退職を申し出る直前には、大きなため息をついて出社途上で「もう帰りたい」と思うほどになっていました。

 

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仕事なのだから「辛いのは当たり前」・・・・それは確かにあるかもしれません。

 

営業だったらノルマの売り上げを達成しなければならないし、工場のオペレーターならロス率や操業度などを気にして仕事をしなければならず、目標が達成できないと怒られます。

 

それにしたって限度ってもんがあるでしょう。毎朝うなだれて、溜息ついて・・・そうまでして働かないといけないの?

 

 

「みんな嫌な思いして働いて金貰ってるんだよ!」上司に言われた言葉です。

 

みんなが嫌な思いをして働いているからお前も嫌な思いをしろと?典型的な横並び主義の日本人の考え方です。出る杭は打たれる。

 

冗談じゃない。働くのは厭わないが、嫌な思いをするのは嫌だ。

 

人には向き不向きがある。コミュ障の人間に営業なんかできるわけがない。管理職でもないのに「会社としてお客さんに迷惑をかけたと思わないの?」って言われて思うわけがない。

 

前の職場にいたパートさんは10年近く働いていて、「仕事が多くて大変!」と忙しそうだったけど、社員や上司から嫌味を言われたり怒られたりすることもなく、ほぼ毎日定時で退社していたので、「忙しい」けど辛くはなさそうだった。だから毎日笑顔で働いていたのだろうし、長いこと働き続けることができたのだと思う。

 

 

 この「報酬は苦痛の対価」という価値観には反吐が出そうです。働くことは楽しくはないでしょうが、せめて苦痛を感じない環境で働きたいものです。

 

楽しく働くことが当たり前の社会になったら、朝の光景はどんな風に変わるのだろうか。私はそれを見てみたい 。

 

そうなればいいのですが、多くの日本人は「耐えることが美徳」とする傾向があります。休むと周りに迷惑がかかるとか思い込んでいる輩がまだまだ沢山います。現状では見果てぬ夢ですね。

 

ではまた。