休眠口座からお宝発見！？
こんにちは、セイです。
先日家の中を片付けていたところ、銀行から↓このような通知が来ていることに気づきました。
剥がしてあったのでこの通知が来た時には剥がして見たのだろうけど、この時は「ふ～ん」くらいの意識で特に何ら手続きをしていませんでした。
しかし、今は思い当たる節があります。そう、休眠口座です。
目次
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休眠口座とは
休眠口座（きゅうみんこうざ）とは、一般に、金融機関に預金として預け入れたまま、長期間その口座へ預金者側から入出金などの取引が行われなくなり、金融機関側から預金者への連絡も取れなくなった状態の預金口座のことである。その預金を指して休眠預金、睡眠預金とも言う。
ウィキペディアより引用
具体的に言うと最終取引から１０年以上、取引のない預金等（休眠預金等）のことを指し、これらの預金は先日制定された休眠預金等活用法により、民間公益活動に活用されることとなります。金融庁によると、毎年数百億円もの大金が休眠預金になっているんだとか。
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休眠預金等活用法とは
休眠預金等活用法とは正式名称「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」の略称です。２０１８年１月１日に施行されました。
従来は休眠口座に残された休眠預金は各銀行の規定により売り上げとして計上されていたのですが、この法律により２００９年１月１日以降、１０年間取引のない預金は休眠預金扱いとなり、預金保険機構に移管されて、最終的には「民間公益活動」の促進に活用されることになります。
２０１９年１月１日以降に休眠預金となった場合、管轄が銀行から預金保険機構に移ることになります。
しかし、いきなり預金保険機構に移管になるのではなく、その前に銀行は、最後の取引から９年が経過し、１０年６か月までの間に「ウェブサイトでの電子公告」や「郵送による通知状の発送」など一定の手続きをとらなくてはならないことになっています。
ただし、これは預金額が１万円以上の場合であり、１万円未満の場合、通知されずに休眠預金となってしまいます。また、転居先不明で通知状が届かない場合も休眠扱いとなってしまいます。
つまり、預金額が１万円以上あり、通知状を受け取った場合のみ、発送日を基準として１０年は休眠預金となることはありません。
私の場合、通知を受け取ったのであと１０年は休眠預金となることはないのですが、同じ銀行の別の口座をメインとして使用しており、今後この講座は使用することもないのでこれを機に口座を閉鎖することにしました。
想定外の入金でホクホクです。
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休眠口座にならないためには
１０年経過しても「取引」があれば休眠口座とはなりません。具体的には出入金のほか、残高照会、通帳記入なども「取引」とみなされます。が、休眠口座となるくらい放置していた口座ですから、いっそのこと預金をすべて引き出して口座を閉鎖してしまえば後腐れが無くていいと思います。
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休眠預金は国に没収されるってホント？
２０１９年１月１日以降、預金口座を１０年以上放置して休眠口座になると自分のお金は国に没収されてしまうのでは？と心配になってしまいます。
しかし、ご安心を。結論から言うと「休眠預金となっても、解約できる」ので自分の預金が国に没収されることはありません。
もっとも、管轄が銀行から預金保険機構に変更になっているため、手続きが煩雑になる可能性が極めて高くなると思います。めんどくさい手続きをすることになるまえにさっさと解約してしまうほうがよさそうです。
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りそな銀行だけは要注意！
他の銀行では最後の取引から１０年以上経過した場合に休眠口座扱いとなっていますが、りそな銀行は最後の預け入れや払い戻しから2年以上取引がない普通預金口座を休眠口座（りそな銀行では未利用口座と表記）として取り扱っています。
休眠口座となる前に郵送で通知され、その後も約3カ月以内に取引がないと年間1,200円＋消費税の手数料がかかります(ただし未利用口座の残高が1万円以上である場合、同一支店で、他に預かり金融資産（定期預金、積立定期預金、財形預金、投資信託(ファンドラップ含む)、外貨預金、国債、生命保険等）が1円以上ある場合、借入れがある場合、りそなクラブの代表口座でステータスが「パール」以上である場合は対象外）
りそな銀行の場合は休眠口座となってしまったときに高い手数料がかかってしまうので、もう使わない場合はさっさと解約してしまいましょう。
ではまた。
